今日はこちらをご紹介します。今季OUGHTでは久しぶりにアウターを作りました。自分も含めindyvisualのお客さんにはこんなジャケットが欲しかったと思ってた人も多いと思います。

分厚すぎ暖かすぎるダウンとかではなく、、日本の気候にもマッチした必要最低限度の機能を備えシンプルに仕上げたインサレーションジャケットです。

昨年1月末に真冬のニューヨークへ以前作ったOUGHTのヘビーメルトンのコートで行ったのですが、天候に恵まれたのもあり風を通さないヘビーメルトンは向こうでも十分寒さはしのげることが確認できました。ヘビーメルトン凄く暖かい。あとはもしあの感じでプラス雨とか雪を考えるとこうゆうアウターもあったら良いなと思っていたものを形にしました。ちなみにニューヨークと北海道の札幌が同じくらいの寒さだそうです。

 

 
表地には少しの雨水や風を通さないしっかりしたコットンナイロン 64クロス地、裏地は軽くて暖かい中綿シンサレートのキルティングを使用しています。着た時に軽く、分厚過ぎず程よいボリューム感です。秋冬から初春まで重宝しますよ。
 
ボリュームのあるスウェットやニットなどにも楽に羽織れる、身幅や袖にゆとりを持たせたボックスシルエットで、裾のドローコードを絞ると、ふくらみのある丸いフォルムで着用することができます。

 

 
フロントは比翼の内側にスナップボタンと襟下までのオープンファスナー、

 

 

 
袖口には内リブ、大ぶりなフラップポケットにはサイドにハンドウォーマーポケットを備え防寒性を高めています。

 

 
左胸に使い勝手の良い内ポケット。

 

 
裾はドローコードの仕様になってます。

 

 

 
フードではなくスタンドカラーの襟がポイントで、よくある綿が詰まった分厚い感じではなく、あえて薄めにする事で中からフードを出しやすかったりネックウォーマーやマフラーをしやすくなっています。

今季はネックウォーマーもインナーにもなるメリノウールTシャツも作っているので合わせれば真冬も余裕ですよ。サイズ感、シルエットも非常に良くできているので是非これは一度着てみて欲しいです!!

 
64クロスグログラン:
ナイロンより摩擦に強くコットンより軽く通気性に優れた素材です。コットンが水分を含むと膨張し生地全体の密度が高まるため防水、防風性がでるのも特徴です。

 
Thinsulate(中綿):
ポリエステル綿やダウンと比べて半分の厚さで同じ暖かさ、約2倍の保温機能があり、25%計量の軽くて暖かい高機能中綿素材です。